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--- 杉原智則 ---



ワーズ・ワースの放課後  ★★
 ワーズ・ワースの放課後

 著者: 杉原 智則

 ISBN: 4840224544
 発売年月: 2003/09
 本体価格:¥ 599

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ワーズ・ワースの放課後〈2〉  
 ワーズ・ワースの放課後〈2〉

 著者: 杉原 智則

 ISBN: 4840224951
 発売年月: 2003/10
 本体価格:¥ 620

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内容説明
中学3年生の少年・誠は夢を見た。  夢の中ではマコト王子と呼ばれ、”魔法”や”化け物”、”騎士団”が存在した。
最初はただの夢だと思っていたが、 だんだん夢を見る時間が長くなっていき、 とうとう丸一日寝るようになってしまう・・・。
「いつになったらぼくは、この夢から、そしてマコト王子から開放されるというんだ?」
現実と夢の2つの世界を行き来する”まこと”がたどり着くのは…。

感想
普通の少年が、夢の世界を行き来する話です。 しかし、実際に読んでみると、理解するのは難しい作品です。
現実の世界では、寝続ける人が世界中で現れるという問題が発生し、 夢の中では”歩み”という化け物が世界を消滅させていくという問題があります。 それぞれの世界で問題を解決しようとがんばる作品です。

読んでいっても謎だけが増えていくだけで、現実と夢の関係がわからないで、気分の悪い作品でした。
結局、最後まで読んでも納得できませんでした。 世界を救うために夢の中で『エデンの園』に行くのですが、「そこは人々の夢が形どった場所、すべての世界にエデンは存在し、言葉の集まる場所」 らしいです。 よくわからん。
さらに、 実は「誠」は物語の登場人物で、物語の世界で「マコト王子」をしているのが本当の姿。 というオチになります。 そして自分や物語を消すことで世界を救うらしいのですが、  それはバットエンドとしか思えません?! 主人公が消えるのは駄目だろ! と感じます。
そのうえ、恋愛話も暗い雰囲気が多いし…。

文字は少し多めくらいですが、内容は精神的・宗教的な内容が多く、読みにくいです。 
何回か読めば理解できるのかもしれませんが、暗い場面が多く、面白い話にはなりそうな気がしません
良く理解してないのですが、 問題は全部解決したのか? よくわからんです。
私の評価は、「かなり低い評価」です。








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