TOPに戻る

--- 師走トオル ---



がらくたのフロンティア  ★★
 がらくたのフロンティア

 著者: 師走 トオル

 ISBN: 4829162317
 発売年月: 2003/12
 本体価格:¥ 588

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

内容説明
<解放軍>に所属するアヴィンは、<異形の敵>に襲われた村で、ただ一人生き残った少女・クーナを助け出した。
「<ユグドラシル>がクーナを保護してくれると申し出てくれた」
ユグドラシルにクーナを預けることにしたアヴィンだが、その後ユグドラシルに関する悪い噂を聞いて、クーナを連れ出す決意をする。

感想
シリーズ1巻目です。
人口が激減して、化け物が生息している世界観です。 その世界で治癒能力を持つ少女と出合った軍隊の青年が、研究施設から少女を助け出します。

世界観は複雑なのに、ストーリーはかなり単純です。 まさに青年が少女を助け出すだけ。 他には街でのデートや化け物と戦う話がありますが、特に必要な話ではありません。
次巻へのプロローグでしょうか? 世界観が全然生かされていません。 なぜ人類が滅びかけたのかは謎ですし、化け物が多いのも謎、治癒の能力についても謎です。
さらに治癒の少女は声がでません。 そのため個性が無く、主人公について歩いているだけです。 可愛いけどヒロインをするには物足りない!  ストーリーも内容が薄い上に、登場人物の個性も全然なくて印象に残らない一冊でした。
最終的に、女の子を助け出して軍隊を辞めるという話です。

恋愛もそれほどでは無いし、興奮も無かったし・・・。 なにを伝えたいのか分からない作品です。 世界観はしっかり作られているので、次巻に期待したいです。
私の評価は、「平均より少し上」です。









SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送