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--- 三田誠 ---



烙印よ、刃に囁け。 ―SCAR/EDGE  ★★★
 烙印よ、刃に囁け。 ―SCAR/EDGE

 著者: 三田 誠

 ISBN: 4829116528
 発売年月: 2004/11/18
 本体価格:¥ 609

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内容説明
『魂』の存在が証明され、身分証として使われる現在。
女子高生・ちひろは一人の少女を助けたことによって、事件にまきこまれていく。
「どれだけのことを聞いた?」
そこに『魂』に関する犯罪を取り締まる『烙印局』の少年・キズナが現れて…。

感想
シリーズ1巻目です。
前半は、ちひろが魂に関する研究者である未冬を助けたことから、犯罪集団と烙印局の争いに巻き込まれます。 後半は、さらわれた未冬を助けるため、キズナとちひろが協力して強敵と戦うことになります。

『魂』に関する世界観は、なかなか面白そうに思ったのですが、かなり違和感が目立ちました
例えば、魂のデジタル化って変でしょう? いっぱいコピー作れるの? デジタル化について説明が何度かあるのですが、繰り返し説明されても違和感が増すだけ…。
最終的に、犯罪集団から未冬と助け出し、研究内容も奪い返します。 『勝ち目の無い戦いで、過去を乗り越えた主人公が勝利を掴む』という話です。
ただし主人公も変な性格だったため、最後の戦いもまったく感動できませんでした。
序盤で、クールな性格の主人公が、初対面でヒロインに銃を突きつけたくせに、機密をペラペラしゃべってるのが変だった! 後半は、心に深い傷を負ってたにも関わらず、ヒロインとの少ない会話で簡単に立ち直って、熱血になっていたし…。。
色っぽい話も無かったし、感動も無かったし…。 最後の戦いは少し良かったけど…。

世界観は斬新だったのですが、ストーリーもキャラクターも平凡・違和感な感じでした。
私の評価は、「平均より少し下」です。









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