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★★
スターウィザード
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086131234
発売年月: 1993/11
本体価格:¥ 500
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
夜の廃屋校舎の屋上から、 いじめを受けていた少年が身を投げた。
その事件に不審なものを感じた星海優人は転校生として学校にやってきた。 裏の世界で活躍する彼の本当の姿は、破邪の力を持つホーリーハンターだった。
感想
悪霊が出てきて、それを正義の味方が倒すという、よくある設定です。
舞台は現代で、学校でのいじめを題材としています。 この一冊で一つの事件が終わります。
この作品は、最初から主人公が強いという設定です。 話の中で強くなったり、他の仲間と力をあわせたりしません。
特別な設定はありません。 コメントも普通の作品だとしか言いようが無い・・・。 一昔前に、この本を読んだときには、主人公の活躍が好きだったのですが、 ライトノベルをたくさん読んだ今になって、再び読み直すと平凡としか思えなくなりました。 いじめられて自殺した少年が、悪霊としてでてきて、好きだった女の子を狙うのですが、主人公が聖なる力で倒します。 特に悪い作品でもありませんが、平凡な作品です。
物語は女の子の視点から書かれている部分が多かったです。 女の子の周りで不思議な事件が何度も起こるのですが、 いつも謎の男(女の子はそう思っている)の星海優人が現れて解決する、といった感じです。
普通にハッピーエンドです。
私の評価は、「平均より下」です。
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★★
スターウィザード〈2〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086131358
発売年月: 1994/04
本体価格:¥ 460
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
ホーリーハンター・星海優人は、ある住宅地で深夜に不気味な鳴き声が起こる事件の解決を依頼された。 調査を行った結果、原因となっている家を見つけたのだが、 その家では昔から抑圧的な父親が、姉・法子と弟・伸也を殴っているという。
そして泣き声が聞こえるようになる直前に、伸也は2階から転落して、現在昏睡状態になっていることが判明した。
「おれはホーリーハンター。 この手のオカルトトラブルを解決するのが仕事でね」
感想
シリーズ2巻目です。 舞台は現代のとある住宅地。そこでおこる霊現象の話です。
単純な話です。 勉強ばかりさせる家庭で、子供達がストレスを感じ、ポルターガイスト現象が起こり始めます。 で、だんだん凶悪化する現象を、星海優人が解決して、さらに暴力的な父親を改心させて、 もう二度と事件はおこらないだろう…。 というストーリー。
ストーリーが簡単に説明できるほど単純です。 内容の薄い作品ですね。 無駄にページを使っている感じです。 ストーリーの大半がこの家族の描写に使われていて、残りが星海優人の事件調査ですが、 私には父親が子供に怒鳴っているシーンのイメージが強いです。 読んでいてあまり気分のいい話ではありません。(結末は言い形になりますが)
勉強にうるさい父親が改心するという話は特に感動しませんでした。 ですから、星海優人が事件を解決するのが少しかっこいいと思えるだけの作品です。
上で説明した結末です。 まあ、ハッピーエンドでしょう。 また、読みやすさは問題ありません。
私の評価は、「平均より下」です。
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★★★
スターウィザード〈3〉
著者: 丘野 ゆうじ : 四位 広猫
ISBN: 4086131722
発売年月: 1995/04
本体価格:¥ 480
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
先輩から告白の返事をもらうはずだった日、真希は先輩が事故で死んでしまったことを知る。
「お願いだから、センパイにもう一度あわせて」
おまじないショップで、なんでも願いをかなえてくれるという人形を買った真希は、そう言って人形にお祈りをした。 すると…。
感想
シリーズ3巻目です。 願いをかなえる代わりに人間を不幸にする人形がでてきます。 死んでしまった先輩に会いたいと願う真希は命を狙われ、 星海優人がそれを退治します。
1,2巻に続き、読みきりの形式で、単純な話です。
恋する女の子の話でした。 1,2巻の「いじめ」や「家庭内暴力」よりもいい話になったので、ちょっとプラス評価。 ただ平凡だという印象は変わっていません。 女の子を苦しめる悪霊がでてきてヒーローが倒すだけです。 ストーリー的にも進展があるわけでもなく、3巻続けて同じような1冊読みきりの話です。
読みやすさとハッピーエンドは相変わらずです。ライトノベルの「基本の基本」だといえる作品です。
私の評価は、「平均より下」です。
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★★★
スターウィザード〈4〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086131994
発売年月: 1995/12
本体価格:¥ 530
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
新人アイドル・栗山みずほのまわりで怪奇現象がおきはじめた。 調査の依頼をうけたホーリーハンター・星海優人は彼女の付き人として行動することになる。 そして収録中に邪悪な気配をもつ女の子の悪霊を見つけるのだが、 その悪霊が狙ったのはみずほではなく、俳優の南条達也だった。
感想
シリーズ4巻目です。 思いっきり結末をばらしてしまいますが、 この話で登場する霊は、俳優の南条達也を含む数人の男に襲われて、自殺した女の子です。 彼女は、後輩のアイドル・栗山みずほに気づいて欲しいと主張すると同時に、南条達也に復讐をします。 で、すべての事情を知った星海優人は、霊を退治しないで復讐を見逃します。
星海優人の調査の話が長めになり、いままでのシリーズよりも内容が濃いのですが、 暗い話になってます。
死んでしまった女の子の話は、読んでいて楽しいものではありません。 しかも今回は星海優人も悪霊の味方をします。 犯人の男達や、スキャンダルを金で隠した権力者達が悪霊に襲われるのを見逃します。 悪い男達が野放しになるよりか良い結末だと思いますが、 ちょっと暗すぎると思います。
今回登場したヒロイン・栗山みずほが幸せになったのが救いです。
途中、暗い話でしたが、最後は明るく終わっています。 私としてはギリギリな内容でした。
私の評価は、「平均より少し下」です。
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★★
スターウィザード〈5〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086132222
発売年月: 1996/06
本体価格:¥ 500
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
とある高校で、夜間に血まみれの人間の姿か目撃される。 あいつぐ目撃に学校側から調査を依頼されたホーリーハンター・星海優人は転校生として学校に潜入することにした。 そこで優人は町で不良から助けた霊感少女がこの高校に在籍していることを思い出し、 それとなく話を聞くことにするのだが…。
感想
シリーズ第5巻目です。
またもや、霊能力を持つ主人公が女の子を悪霊から助ける話です。 読みきり形式で、この巻から読み出しても内容は理解できます。
学校を調査していると、過去に起こった殺人事件の話にたどりつきます。 そして「工事で悪霊の封印を解いてしまったのが原因」だろうという話になります。
特にコメントがないです。 よくある話だと思います。 まったく話をヒネル様子も無く、基本の基本といえる展開です。
霊感を持つ少女が狙われ、夜の学校に閉じ込められるのですが、主人公がかっこよく助け出します。 ほんとうによくある話としか言えません。 ここまでヒネリが無いと、故意に「よくある話」にしているのだと思えます。
低年齢向き、というか「心の汚れていない少年向き」の話です。 昔はこんな話でもカッコイイと思えたのですが…。
私の評価は、「平均より下」です。
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★★
スターウィザード〈6〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 408613246X
発売年月: 1996/12
本体価格:¥ 500
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
人気アニメ声優のイベントで、会場となった建物が突然崩壊した。 偶然その場にいた星海優人と、見習いエージェントの泉は、それが事故ではなく魔術が原因であることに気づいた。 そして、その会場でであった少年が犯人らしき人物を目撃していたことから、事件の手がかりが手に入る。
調査の結果、 犯人は五十年前にホーリーハンターを除名された男手あることが判明するのだが…。
感想
シリーズ第6巻目です。
今までは悪霊が敵だったのですが、 今回は元ホーリーハンターである男が敵です。 さらに被害者が女の子ではなく少年なのですが、その代わりに見習いエージェントの泉ちゃんが星海優人と共に事件に挑みます。
多少の変化はあったものの、 よくある話です。 強敵の前に星海優人がピンチになるのですが、助手の泉ちゃんの手助けがあって、なんとか勝ちます。 完全に予測できた展開です。
また、 星海優人が囚われたときに、「みなこのビルから出ることなく死んでいく身だ、話してやろう」 と言って、敵が陰謀を語ってくれます。 親切な人です。 でも説明が長すぎですよ…。
やっぱりベタな展開でした。
私の評価は、「平均より下」です。
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★★
スターウィザード〈7〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086132699
発売年月: 1997/07
本体価格:¥ 560
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
突然、街中で殺人事件が多発した。 その事件のひとつで、犯人が「あるじさまの、復活のために」と言い残していたことから、ただの殺人事件ではないと判明する。 そして星海優人が調査をした結果、とある博物館が浮上してくる。 さらにその館長が「魔の箱」を所有していることが判明し、大変な事態になっていく。
感想
シリーズ完結編です。
前半は、不可解な死をする人間がでる話が続くのですが、話が長いだけです。 最終的な話として、悪魔信仰をしている人間が悪魔を呼び出し、その悪魔と戦いになるというものです。
シリーズ最後は魔物と戦うことになります。 しかし前半に人が死ぬ事件が続く以外に、いままでのシリーズと異なるところはありません。 結局、生贄にされそうになった女の子を主人公が助ける話です。
シリーズ7巻の感想です。
読みきりの形式で7巻ありましたが、多少の違いがあっても似通った話です。 事件の調査を依頼され、女の子が襲われるのを主人公が助ける。 といった話です。
シンプルな話でしたが、 男なら小さいころに一度は夢見る場面ではないでしょうか? というわけで対象年齢が低い作品だと思われます。 私には退屈な作品でしたが、「このような本があっても良いかな」 とは思います。
私には完全に物足りない作品でした。 そのうえ展開が遅くイマイチです。
私の評価は、「平均より下」です。
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★★★
TOKYOゼロ・ハンター
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086300370
発売年月: 2001/06
本体価格:¥ 560
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
ある日、大学生・七瀬誠は知り合いの刑事・浅岡とともに、異形の化け物に襲われ、気を失った。
「われわれに協力してほしい」
目が覚めた誠に、化け物に関する極秘命令と、化け物を倒すための協力依頼が伝えられた。 協力することを約束した誠は、きれいなお姉さんと寝食を共にすることになり…。
感想
不思議な力をつかって、東京にあわられる化け物・ゼロを倒す話です。
事件に巻き込まれた 七瀬誠は 女戦士・水原玲香に協力して、調査をはじめます。
前半は、化け物のことを教えてもらい、玲香と共同生活をはじめる話、 後半に化け物との戦いがありあます。
物語全般が、よくなる設定なのですが、 玲香さんの大人の態度に、ちょっと心動かされてしまいました…。 共同生活を始めながら調査を行うの部分が長いのですが、 この話の中での2人のやりとりなどが印象的です。
ゼロの調査でも共同生活でも余裕の態度をとる玲香と、化け物にとまどい、玲香との共同生活にうれしいと感じながらパニックになっている誠です。
もう一つネタをばらしてしまうと、誠も不思議な力に目覚める、という話があります。なにもできなかった男が強くなるっていうのは、定番だけど好きな感じです。
読みやすく、ハッピーエンドです。 このまま戦闘半分、ドタバタ半分で進んでほしいです。
私の評価は、「平均より少し上くらい」です。
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★★★
TOKYOゼロ・ハンター〈2〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086300532
発売年月: 2001/10
本体価格:¥ 560
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
水原玲香の助手として、彼女と共同生活を送りながら怪物・ゼロ達を追っている大学生ハンター・七瀬誠。
彼はゼロの不審死が多発していることを聞かされる。
「 ハンター以外に、ゼロを殺せる存在なんて」
いままでになかった事態にとまどうことになるのだが…。
感想
シリーズ2巻目です。
引き続き 化け物=ゼロ と戦う話です。
話の結末をバラシますと、 同族さえも倒す強いゼロが登場します。 しかも!、最後にそのゼロさえも倒す、さらに強いゼロがでてきます。
前半は、ゼロに関する会話や誠が合コンの話など、比較的のんびりした日常の話なのですが、 後半に入ると戦いが連発します。
敵の親玉の登場のための一冊です。 そのほかにはストーリーの進展はありません、ゼロ同士の会話などが多めで展開が遅い話でした。 ただ、誠の合コンの話や、事件の調査の話などを入れて、飽きない展開になっています。
誠と玲香が戦う話なのですが、 2人とも性格が子供っぽい行動があり、読んでいてライトノベルらしい「やさしい作品」だと感じます。 戦闘でもピンチでも緊張感が出る話ではなく、誠の成長していく姿を安心して読めます。
やさしい作品で、戦いあり、お姉さんキャラありの作品です。 低年齢から少し上くらいまでの男向けの作品です。
私の評価は、「平均レベルくらい」です。
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★★
TOKYOゼロ・ハンター〈3〉
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086300664
発売年月: 2002/01
本体価格:¥ 560
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
ゼロ達が集団で行動しはじめた。 そこでハンター達も協力して戦わなければならなくなったのだが、玲香が行方不明に…。
「 ぼくに玲香さんを捜しに行かせてください」
ゼロに囲まれる中、 誠は自分を呼ぶ声にしたがって行動を始めるが…。
感想
シリーズ最終巻です。
玲香が敵のボスに捕まってしまうのですが、誠が救い出し、ボスと最終決戦を行うことになります。
いままでの話と異なり、最初から最後までシリアスな雰囲気です。 お色気もありますが、数行の短い場面しかありません。
無駄な風景の話や細かい動きの話が多くなり読みにくいというか退屈な感じになってしまいました。 もうちょっとドタバタでも良かったと思うのですが…。
敵のボスを倒して、ゼロが消えるというハッピーエンドなので良かったと思いますが、1・2巻よりも面白くないです。
内容が薄いわりに、文字数が多かったような気がします。
私の評価は、「平均より少し下」です。
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★★
TOKYOゼロ・ハンターS
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086301067
発売年月: 2002/12
本体価格:¥ 580
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
ゼロの脅威がなくなった東京で、 私立探偵を始めようといている玲香と誠。
そんなある日、誠は合コン相手の桜井ナツミと再開する。
「あたしの、彼になってくれませんか?」
ストーカーに困っているというナツミのために、恋人役をすることになった誠だが、ナツミを狙っているのは実は人間ではなく…。
感想
シリーズの番外続編です。 ゼロとの戦いの後の話です。
ナツミのストーカーを退治しようとするのですが、その相手は『化け物になった元人間』だと判明します。
かなり単純な話です。 複雑な話はなく、誠たちの日常会話でゆっくりと話は進みます。
誠と玲香の微妙な人間関係を揺るがすナツミがあわられるのですが、結局なにも進展せずに化け物を倒すだけで終わります。
内容の薄い作品です。 戦いも代わり映えがないですし、ナツミが現れていも恋愛話がイマイチ…?
シリーズの戦いのその後の話で、シリーズを読んで好きになった人のための作品です。
内容が薄いだけあって、読みやすい作品ではあります。
私の評価は、「平均より少し下」です。
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★★★★
TOKYOゼロ・ハンターS2
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 4086301199
発売年月: 2003/03
本体価格:¥ 580
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
ゼロとの戦いを終えたいま、 ゼロの血を浴びて怪物化してしまった『患者』一人の治療を残して零課の仕事は終わりを迎えていた。
しかし、大物代議士が自分の地位のため、零課に無断で『患者』をアメリカ軍に売り飛ばそうとしていた。
「『患者』はきっと、奥さんのところへ」
誠と玲香は、輸送中に逃げ出した『患者』が、妻だった女性の元に向かっていることを知り、軍よりも先に保護しようとするのだが…。
感想
シリーズの番外続編の第2弾です。 化け物との戦いではなく、悪い政治家との争いです。
前半は、『患者』の話と、悪い政治家の行動の話、 中盤が、『患者』を追いかける話、 終盤が、『患者』の妻の家での話です。
話の方向性が変わりました。 いままでよりもかなり面白かったです。
悪い政治家は、軍を使い『患者』を捕まえると共に、零課の妨害をしてきます。 しかし『患者』が元人間だったとこを知る軍の人間達は、政治家の命令に逆らって誠たちを助けてくれます。 ちょっと感動的な話です。 かっこいいと思いました。
最後は、軍の全員が真実を知り、『患者』のために行動してくれるようになります。 最後は『患者』と奥さんの感動の結末があります。
悪い政治家の行動が、正義を信じる者達によって防がれるのはすごく気持ちがいいです。 患者の話も感動できます。
シリーズ5巻を通しての感想です。
このシリーズの設定はかなり好きです。 普通の少年が光の力を得て怪物と戦うという話です。 色っぽい年上のお姉さんとの同棲話もあって、 ライトノベルの大事なところをわかっていると思います。
ただ、最初は誠が光に目覚めて面白かったのに、途中から戦闘に変化が無くなって、さらに玲香と誠との間で何もないことから、面白さが下がってきました。 さらに、だんだん無駄な説明が増えていったようにも感じます。 最後の短編話だけは、話に変化があって面白かったのですが…。
設定は面白かったのですが、 もう少し設定をいかすストーリーが欲しかったです。
私の評価は、「平均レベルくらい」です。
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★★★
鏡よカガミ!?
著者: 丘野 ゆうじ
ISBN: 408630144X
発売年月: 2003/08
本体価格:¥ 600
amazon 紀伊國屋 JBOOK
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内容説明
一ノ瀬日守は、倉にあった鏡を手にしたとき、手に傷をおってしまった。 その日から不思議なものが見え始める。
「変な黒いモヤモヤくっついてない?」
それは他の人には見えないようで…。
感想
シリーズ第一巻です。
中学生少年の化け物退治の話かな?
倉にあった『魔境』に血をつけてしまって、魔物を倒す力を得た少年。 しかしまだ力が使いこなせないのに敵がおそってくる、という話です。
うーん。 よくある話ですね。 またもや、少年が強くなる+ちょっと色っぽい話、です。
まだ少年の力はハッキリしていませんが、 敵は普通の人間には見えない化け物です。 人間の悪い心によって生み出される化け物を『鏡』によって不思議な力をてにした少年が倒します。
味方は化け猫(かわいい女の子に変身する)と 幼馴染の女の子です。 モテモテ話の要素も入っています。
いろいろな場面で会話が多く、化け物に対する少年の心情などは分かりやすいのですが、かなり進行が遅いように感じました。
感動はありませんが、 わるい作品ではないです。 低年齢少年向きかな?
読みやすくハッピーエンドです。
私の評価は、「平均レベルくらい」です。
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