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--- 宮本昌孝 ---



伊賀路に吼える鬼婆(マジカル・クイーン)―みならい忍法帖  ★★★
 伊賀路に吼える鬼婆(マジカル・クイーン)―みならい忍法帖

 著者: 宮本 昌孝

 ISBN: 4044322015
 発売年月: 1989/07
 本体価格:¥ 509

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内容説明
高校2年生の隼は、夏休みに自転車で日本を一周している途中に、忍者屋敷でガイドをしている女の子サヤカに一目惚れをした。 
「きょう、うちの家、とまったらええわ」
サヤカに声をかけた隼は、サヤカの家に招待してもらえることになったが、 なんとサヤカの家は本物の忍者屋敷だった。
そこで隼は、サヤカのひい祖母さんにしごかれて、忍者にしたてられてしまった。

感想
忍者ものです。 忍者の見習いになった隼の日常や、いくつかの事件を描いた作品です。
前半は、旅先でのサヤカとの出会いと、忍者の里(くノ一)での修行、  後半は、実家に帰った後に忍者の仕事をやらされたり、事件に巻き込まれたり、です。

忍者ものですが、忍者の仕事をやらされるのですが、戦闘などがメインではなく、隼の日常を中心に書かれています
ちょっと変わっているのですが、この作品では物語の進行中に、作者のコメントがでてきます。 例えば、『筆者もこの地をおとずれたが・・・』といったように本文中に書かれています。
そんなふう余談を含めながらストーリーはゆっくりと進んでいきますが、忍者ネタだったので読んでいて、そこそこ面白かったです。ただ、興奮や感動を求める作品ではありません。 戦闘なども、緊迫した話ではなく、忍者の技などを説明するためのものです。
幼馴染の女の子が何度も登場して、勉強させられたりして、ホームドラマのような雰囲気になっています。 のんびりとした作品です

難しい作品ではないですが、字は多めで読むのに時間がかかりました。 あまりライトノベルっぽくなかったです。
私の評価は、「平均レベルくらい」です。








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