TOPに戻る

--- 飯島健男 ---



BURAI(ブライ)〈VOL.1〉  ★★
 BURAI(ブライ)〈VOL.1〉

 著者: 飯島 健男

 ISBN: 4094400516
 発売年月: 1992/09
 本体価格:¥ 561

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

内容説明
城に忍び込み、「八玉」を盗み出したハヤテ。
「おい、グズ。しっかりつかまってろ」
追っ手を振り切って逃亡をはじめるハヤテ達に賞金がかけられるのだが…。

感想
PCエンジンであったゲームの小説版です。 かなり古いですよ…。
この1巻では区切りがついていません。 何冊かをかけて一つの話になるので、この巻は見せ場がまったくない展開になっています。
宝を盗んだハヤテとグズの逃亡の話ですが、 「闇の軍勢」とか「神様」などの単語がでてきます。 なんとなく「選ばれし勇者」という風になりそうな雰囲気です。 しかし、この巻では逃亡だけ。 そして、追いかけてくる人間や、逃げるのを手伝ってくれる人間など、登場人物は多く出てきます。

「感動」も「興奮」もない作品です。 ただ話が書いてあるだけで、なにがやりたいのか分かりません。
さらに言わせてもらえば、登場人物たちの感情が不自然です。 短気な性格なのに、人を傷つけないと考えていたり…。 かっこいいわけでもなく、共感もできず、 好きになれません。
この先、話がどうなるのか良く分からないのに、話がゆっくり進みすぎてイライラします。

読みやすさがあるのが救いです。 本当に見せ場がひとつもない作品です。
私の評価は、「平均より下」です。



BURAI(ブライ)〈VOL.2〉  ★★
 BURAI(ブライ)〈VOL.2〉

 著者: 飯島 健男

 ISBN: 4094400524
 発売年月: 1992/11
 本体価格:¥ 561

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

内容説明
ハヤテが「八玉」を盗み出した城。 ここにいま「闇の軍勢」が攻撃してきた。
「頼む、 ハヤテ、助けてくれ」
再び城にやってきたハヤテだが、ボロボロになった城を見て王家の手助けをすることにした。

感想
シリーズ2巻目です。
前半は、ヒロイン(?)の過去の物語になります。 いきなりです。 後半は闇の軍勢を前に、ハヤテを追っていた王家の騎士達と手を組み戦いを行うことになります。
この巻で、敵の全貌がハッキリします。 闇の軍勢がでてきます。 一方、「光の御子」も生まれそうらしいです。 ハヤテが主人公ではない?

勢力関係はハッキリしたのですが、謎の人物も数人残っています。 これから光と闇に分かれていくのでしょう…。 話の全体像がわかったので不快感はなくなりました。
しかし、やはりメリハリが無いです。  登場人物は多くでてきたけど、それぞれの性格がイマイチわかりにくく、話だけが進んでいきます。 戦闘も説明が書いてあるだけといった感じです。
2巻目ですが、いまだ見せ場が一つも無いため、すでに読むのが飽きてきました。  光の御子がいまから生まれるということは、まだまだ先は長いですねー。 

文字数は普通くらいで、説明もわかりやすいのですが、 2巻続けて「恋愛」も「感動」も「興奮」も無いと面白くない…。
私の評価は、「平均より下」です。








TOPに戻る


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送