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--- 鴉紋洋 ---



ラストリーフの伝説  ★★
 怒れる蛇の神殿(上)碧色夢幻紀行

 著者: 鴉紋洋

 ISBN: 480333983X
 発売年月: 1992/03
 本体価格:¥ 515

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

ラストリーフの伝説  ★★★
 怒れる蛇の神殿(下)碧色夢幻紀行

 著者: 鴉紋洋

 ISBN: 4803340978
 発売年月: 1992/05
 本体価格:¥ 505

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

内容説明
父親と2人で暮らしていたウィンだったが、ある日父親が殺されてしまう。 父親の復讐のために、悪魔を呼び出す儀式を行うことにしたウィンだが、現れたのは、復讐に役立つような大きな力は使えないうえに、自分では魔界に帰ることもできないできないと言う・かわいい悪魔少女・リリム。 しかたなくウィンはリリムをつれて自力で敵討ちをする旅にでた。
旅の途中でムウビ国に立ち寄った2人は、トラブルに巻き込まれて国王と謁見することになった。 話を聞いた国王は父親の敵討ちを手伝うため、兵士を一人旅の共につけてくれるのだが、 さらにお転婆な姫様まで旅についていくと言い出して…。

感想
魔術がでてきますが激しいものではありません。 変わったメンバーでの旅物語という印象が一番強いです。
最終的に、「少年・ウィン」、「使い魔の少女・リリム」、「近衛兵・ウル」、「姫・ラピュセル」の4人で邪教の神殿に乗り込む話になります。 ウィンはリリムのおかげで、ときどき術が使えるようになります。

あらすじを見て面白そうだと思いました。 じかし実際はなにか物足りない感じでした。 淡々と話が進んでいくと言うか、メリハリがないというか…。 4人とも良識のある、予想どうりの行動していますし、 ところどころですがセリフではなく文章で話を進める場面があったのも問題ありだと思います。 感情移入のできない書き方でした。
ボケキャラを入れるとか、戦闘をはげしくするとか、何かもう一つほしかったです。 悪い作品ではないのですが、おとなしい感じで物足りないとは思います。 ただ、結末は満足のいくものでした。 敵を倒すこともできて、その後の話も良い話になっていてライトノベルらしい作品だと思います。

ハッピーエンドです。 セリフが少なめですが、言い回しや設定がやさしいものなので、読みにくいと言うほどではないです。
私の評価は、「平均レベルくらい」です。



こちら宙配109便!〈1〉  ★★★
 こちら宙配109便!〈1〉

 著者: 鴉紋 洋

 ISBN: 4257765607
 発売年月: 1991/06
 本体価格:¥ 489

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

こちら宙配109便!〈2〉  ★★★
 こちら宙配109便!〈2〉

 著者: 鴉紋 洋

 ISBN: 4257766190
 発売年月: 1992/08
 本体価格:¥ 520

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

内容説明
天才的なコンピューター少年フラットと、短気で手の早い美少女ディムは、星から星へ宅配をおこなう株式会社<宙配>の社員。
問題コンビだが、最速といわれる実力をもつ。
「109便、出ます」
今日も配達を行う2人だが、海賊に気に入られてしまい、トラブルが続く…。

感想
宇宙配達の短編話です。2冊で6話あります。
海賊退治の囮にされた二人が、軍隊と海賊に罠をしかける話。 少女を配達する途中に、海賊や黒服の男に狙われる話。 薬物密輸の容疑にかかった二人が、海賊の協力を得て悪い警察官を倒す話。 二人がレースにでる話。 海賊一家の少女が現れて2人を海賊の仲間にしようとする話。 海賊が配達業をはじめて、再び二人を仲間にしようとする話。

基本的に、二人が配達途中にトラブルに巻き込まれる話です。 全部の話で海賊一家・マクガイヤーが登場します。
キャラクタの個性が良く、フラットのコンピュータ技術とディムの喧嘩は、派手に活躍します。
しかし短編話だと短い話なので、トラブルは単純で大きく盛り上がりません。 また、二人は恋愛に興味が無いので、色っぽい話ほとんどありません。
どんなトラブルにも負けず、逆にトラブルを大きくしている強気な行動は気分良い
ですが、 ストーリーは平凡です。

1991年の作品ということで、コンピュータの話も変なところもあります。
読みやすい作品でハッピーエンドです。
私の評価は、「平均レベルくらい」です。



ファントム・ライダー〈1〉  ★★★★★
 ファントム・ライダー〈1〉

 著者: 鴉紋 洋

 ISBN: 4257767960
 発売年月: 1996/12
 本体価格:¥ 530

 amazon  紀伊國屋  JBOOK 

内容説明
よく女の子に間違えられる高校生・清水高明は、幼馴染の女の子・雅美といっしょに名門学校に通うことが決まったばかりの高校生。
隣に住むことになった騒がしい双子にとも親しくなり、新しい学園生活をはじめたのだが…。
「ロボット……よね」
ゲームの腕前を買われて、雅美と共に巨大ロボットのテスト・パイロットをやることになった!

感想
ロボット話です。 しかし舞台は完全に現代日本。 歩いたり、手を動かしたりするだけのテストする話です。
前半は、幼馴染の尻に敷かれた生活や、うるさい双子兄妹とドタバタするだけの日常生活で、 後半は、双子兄弟の親が勤める研究施設がつくったロボットのテストパイロットをすることになります。 最後に謎のロボットが出てきて戦いになります。

あとがきで「エヴァンゲリオンを意識した」と書いてある作品です。 設定は少し違っていますが、確かに雰囲気だけは似てます。 おとなしい性格の主人公がロボット戦をする話です。
とにかく普通の日常生活が長い作品です。 ロボット話でもテストがあるだけなのですが、雰囲気が私の好みでした
幼馴染の女の子をはじめ、恋愛話が強めであることや、 ロボットの話でも、イスのシートをはがしたり、ゲームのキャラクタの動きを真似して遊んだりしていて、 すごく身近な雰囲気の中に、ロボット話があります
それでいて最後に、夜中に山の中でテストをしているところ、謎のロボットが出現して戦いになります。 主人公は泣きそうになりながらも、戦います。

読みやすくハッピーエンドです。
ストーリーは特別な作品ではないのに、雰囲気が本当に好きな作品でした。 なのに2巻がでないのは何故?
私の評価は、「高い評価」です。








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